2024年02月28日
フローリングコラム
フローリング施工時、隙間を設けると聞きました。
Q:フローリング施工時、クリアランス(余裕や遊び部分として設定されるすき間) を設けるのはどういう所で必要ですか?
A.: フローリングは調湿機能があり、伸びたり、縮んだりします。そのため、壁とフローリングの間に5mmほどのクリアランスを空けて施工します。このクリアランスは巾木で隠れてしまうため問題はありません。
他にもクリアランスを設ける必要がある場合があります。金物サッシ、石材など木質系以外の材質の物とフローリングが接する場合は5mm~10mmほどのクリアランスを設け、そのクリアランスにシーリング材を注入していただく必要があります。同じ木質系同士の接点は問題が起こりにくいですが、異なる材質の接点は突上げ等の問題が発生しやすいため、クリアランスが必要となります。