2024年01月11日
フローリングコラム
フローリング材の短い側面にサネがありません。これは問題ないのでしょうか?
Q:フローリング材にはサネという加工がされていると聞いていましたが、床材の長い側面のサネはありますが、短い側面にサネがありません。これは問題ないのでしょうか?
A:段差が発生する恐れがあるので、サネがあったほうが望ましいです。
フローリング材には、フローリング材同士を接合するために板の側面に凸凹の加工を施した本実(ほんさね)があります。凸部分を雄実(おざね)、凹部分を雌実(めざね)と呼びます。
縁甲板と呼ばれる床材には、短い側面にサネがないものがあります。サネは床材の張り込みや経年変化で段差が起こらないようにするために必要な加工です。
四方側面に本実加工してあるフローリング材をおすすめします。