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Q：新築の家を建てる際にエアコンだけでは少し頼りない気がします。なにかオススメの暖房器具はありますか？

A：無垢材の床暖房をオススメします。

床暖房のメリットとして以下の４点が挙げられます。

・足元から部屋全体を暖められる

エアコンは冷たい空気は下に溜まりやすく、暖かい空気は上に上がりやすいため、床付近はなかなか暖まりません。床暖房は足元から暖めて、部屋全体を均一にすることができ、快適に過ごせます。冷え性などで足元が冷えやすい方にオススメです。

・お手入れや掃除がしやすい

床暖房は床下に暖房器具があるので、お手入れがなく掃除もしやすいです。エアコンのフィルター掃除のような日常的なお手入れ不要です。また、ストーブやファンヒーターのように床に置くものではないため、部屋が広く使え、日々の床掃除も楽に行うことができます。室内には季節の変わり目に暖房器具を出し入れする手間もなく、収納する場所もいりません。

・空気が乾燥しにくい

床暖房はエアコンのように風がでないので、肌や喉空気が乾燥しにくく、ホコリも舞い上がりません。

「エアコンをつけると顔や目、喉が乾燥する」と感じている人は多いのではないでしょうか。

エアコンやファンヒーターの温風による大きな気流を作らない床暖房の方がエアコンよりも皮膚から水分を蒸発しさせにくいことが知られています。温風によって皮膚の水分を奪わないので、肌やノドにとてもやさしいです。またエアコンなどのように風をださない床暖房の方がホコリを舞い上げることがなく、ストーブなどのように燃焼させるものがない床暖房の方がにおいの心配もないので、室内の空気も綺麗な状態を保てます。花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息でお悩みの方におススメです。さらに、ファンなどの音もないので静かに過ごせます。

・安全性が高い

床暖房は火傷や火災の心配が少なく安全性が高いです。

小さいお子さんがいるご家庭やペットがいるご家庭でも、うっかり火傷や暖房器具の電源コードに引っかかったりすることもなく安心です。

床暖房のメリットをご紹介しましたが、床暖房のデメリットには初期費用や光熱費がかかったり、暖まるまで時間がかかったり、故障した際の修理費がかかったりします。長時間触れていると低温火傷の恐れもあります。

エアコンと床暖房を併用するのもよいでしょう。