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Ｑ　無垢フローリングの樹種はチークとひのきどちらがいいのでしょうか？

Ａ　重厚感や品格を感じさせる雰囲気の部屋であれば「チーク」、清々しく和風モダンな雰囲気の部屋であれば「ひのき」はいかがでしょうか。

チークは、マホガニーやウォルナットとともに世界三大銘木に数えられ、高級銘木かつ優れた木材として知られており、フローリング材はもちろんのこと家具や楽器、内装材などに使用されています。重厚感に満ちた表情と色合いから高級感のある空間やリゾートライクな空間などで人気を博しています。また、古くから、船の甲板に使われるなど、その優れた寸法安定性と耐久性に定評があります。

一方ひのきは、代表的な国産材として名前を聞く方も多いと思いますが、最古の正史である『日本書紀』にもその名が登場するヒノキは、古くから最高級の建築材として知られています。大変人気が高く、和の空間と非常に相性のいい樹種になっています。ヒノキは、香りもよく、その匂いの成分である『ヒノキチオール』は、リラックス効果や抗菌作用があると言われています。