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建築基準法改正と日本農林規格(JAS)改正におけるシックハウス対策の矛盾
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国土交通省の平成15年7月の建築基準法におけるシックハウス対策は当初、日本農林規格(JAS)や日本工業規格(JIS)のシックハウス対策の規格をそのまま受けると思われていました。
ところが改正を目前とした時期に、改正に不都合な業者の意見だけを精査せずに聞いて国土交通省が慌てて(通達など立法手続きのいらない方法などで)対応を取っていってしまったためにJASやJISの規格内容はどんどん改変されて、建築基準法上で運用されることになってしまいました。
例えば、そのひとつにF☆☆☆☆の多様化があります。
F☆☆☆☆には少なくとも4種類あるのをご存知ですか?
1.JAS(日本農林規格)およびJIS(日本工業規格)によるホルムアルデヒド発散等級
2.国土交通大臣認定によるホルムアルデヒド発散等級
3.各工業会の自主表示
4.自主表示ガイドライン
の4つです。
当初は1.しかないはずでした。ところが、2.3.4.が1.に納まりきれない製品があったり、法律施行まで時間がなくなった業者が国土交通省に対応を迫ったため、、国土交通省による単独の判断で見切り発車してしまいました。
2.3.4.の中にはJIS、JAS該当商品であっても法律施行前後に駆込み的に取りあえず等級付けしてもらった商品が多く含まれています。そして、それらはその後は何ら見直しもされずに放置されています。
同じ、F☆☆☆☆ですからホルムアルデヒド検査の値は同じはずですが、その意味するところには大きな違いがあります。
生産全般に亘って管理をしながら作るJAS、JIS商品と1回のサンプル提出による試験データだけの国土交通大臣認定や工業会や製造者が自主的に認定する商品とが同じF☆☆☆☆表示を付けられ販売されているのが現状です。
もし、F☆☆☆☆が付けられた商品を見つけたら、必ず、JISやJASが合わせて付いているかをご確認ください。付いてない商品は製造上ホルムアルデヒドなどの品質管理はされていません。
ホルムアルデヒド放散区分
旧 JAS規格 |
旧 JIS規格 |
改正 JAS,JIS 規格
| デシケータ値(mg/L) |
改正 建築基準法 |
| 合板基材 |
MDF基材 |
平均値 |
最大値 |
使用制限 |
| - |
- |
F☆☆☆☆ |
0.3 |
0.4 |
なし |
| Fc0 |
E0 |
F☆☆☆ |
0.5 |
0.7 |
あり |
| Fc1 |
E1 |
F☆☆ |
1.5 |
2.1 |
あり |
| Fc2 |
E2 |
F☆ |
5.0 |
7.0 |
居室には 不可 |
F☆☆☆☆のフローリングは改正建築基準法で使用面積制限なしで使える建材です。
佐藤工業のフローリング製品はすべてJASによるF☆☆☆☆に対応しております。
----- 以上、特集-----
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